これまで主に映画の撮影や映像の撮影のために便利なアプリを開発してきたが、視線入力による日本語入力というアプリを開発してみようと思う。

今回の参院選で、船後氏と木村氏のお二人が当選したが参院選出馬の頃からニュースなどで目にする機会が増え、体の動かない方の意思伝達方法について思いをめぐらせていた。

また日本語入力についても、子供の頃からベストな方法を模索してきているわけだが、現在はフリック入力が非常に気に入っている。

アプリ作成の動機はこれぐらいにして、今決めている事を書いておく。

  • アプリ名「瞳フリック」
  • 完全無料(寄付金による開発)
  • 開発期間1年間(数百時間?)
  • 制作できずに開発をやめた場合、寄付金は全額しかるべき慈善団体に寄付
  • 対象デバイス iPad ProなどのFace ID付きのiPad

視線入力だけで全てコントロールするには、OSレベルで対応できていないと無理なので、このアプリを立ち上げるまでは介助の方のサポートが必要になるのは現状仕方ないとする。iOSそのものでのアクセシビリティによる視線入力操作も近い将来実現するものと予想されるが、これはいつかはわからない。

いくつかの問題点

フリック入力の特許について、何度か調べたが非常に難しい。下記サイトを読むと大丈夫なようでもある。詳しい方のコメントを求めます。

OSレベルで視線入力が対応されていない前提で考えると

  • インプットメソッド(IM)を作るだけではダメ
  • テキストエディタ的なものとIMを作る必要がある
  • 落ちるのは厳禁(再起動に介助が必要)
  • 読み上げにはtext to speechを使うのでここは大丈夫か?
  • 最終的にはメール or LINE or メッセージ的な、他者とのコミュニケーションもしたい

実際にまだ全く作っていないので、視線入力の精度やタップなどの操作を一定時間にするのか瞬きにするのかなど仕様も全く決まっていないが、体が動く人が使っても違和感なく使える、というのが理想的ではある。

開発中止について

以下のような状況で開発を中止することがあります。上にも書きましたがリリースできずに開発中止した場合寄付金はしかるべき慈善団体に全額寄付します。

  • 同機能のアプリが無料でリリースされ、作る必要性がなくなった時
  • 1年以内にベータ版も作成できなかった時
  • iOSで視線入力がサポートされ、純正フリック入力も視線入力に対応した時
  • フリック入力が特許に抵触するなど、アプリの内容に問題が生じた時

できることなら技術力のある方に作ってもらえたら、その方が早く完成して仕上がりも良いかもしれない。また視線入力によるフリック入力というアイディアは当然誰でも思いつくだろうという理由からこの記事を公開して、全体の主旨を理解して賛同してくれる方の寄付金を募集します。

寄付金の受付口座

ジャパンネット銀行 はやぶさ支店 普通 5273664 クラタリョウタ

最後に

「瞳フリック」は完全無料、広告など一切なしというスタンスでリリースしますが(技術的に可能だったら)、瞳フリック開発で得た知識、経験は他の有料アプリに組み込む場合があります。例えば ARアプリで、視線入力するなど。また現在リリースしているアプリの開発、アップデートや、まだ具体化していないアイディアのアプリも数本あり、必ずしも次のアプリが瞳フリックでない可能性もあります。ご了承下さい。