本日やっとMac版をリリースしました。
https://apps.apple.com/app/id1070546741#?platform=mac
ユニバーサルアプリとしてリリースしたので、iOS版を持っていてアプリ内課金で「無制限」を購入されている方は、Mac版で「復元」をして下さい。
iOS版との違いについて
現状ほぼ同じです。審査の段階でカメラと位置情報の使用許可関連でリジェクトされたので、Mac版ではカメラと位置情報を取得する事はひとまずやめています。
今後について
もともとiPhoneで開発を始めた時に、画面内に多くの文字や数字の羅列を見ると拒絶したくなるという気がして、必要な情報を整理して表示するというコンセプトで開発してきました。それがiPadやMacという大きな画面では逆にスカスカに思えるかもしれません。
それもふまえて、今後はスプレッドシートビューというものを開発したいと考えています。その時には現状の大きな弱点である複数データの同時入力という事も可能にしたいと思っています。
同時にコンテの動画風再生の「Vコン機能」や、画像のドラッグ&ドロップ機能などをiPadとMacで使えるようにしたいし、なんと言ってもキャプチャ機能を早く搭載したいのですが、Blackmagic SDKがMac Catalystで多分使えないと思うのでこれは研究して、前にベータテストをしていたmacOSネイティブ版をベースに開発する予定です。この今日リリースしたmac版とは別アプリになると思います。
ビデオアシストに特化したアプリに、ShotsDataのシンク機能が付加された様な形になるかもしれません。まだ未定です。
最後に
ShotsDataというアプリは、撮影したショットの情報を記録、共有してデータを取ることにより、今後の撮影に役立てていくという事が目的で作成しました。今もそのコンセプトに変わりはありませんが、加えてコンテを取り込んでプリプロダクション段階から活用する事により、ロケハンでも有意義に使え、撮影現場でも同時進行で画像を保存していく事で、ショットのつながりの確認や全体とのバランスの確認など、自分にとっては無くてはならないアプリケーションです。
今回のMac版のリリースで、より多くの方々に使用してもらい、映像作品制作において役立てて頂ける事を願っています。
倉田良太