さて、デジタルシネマカメラも4Kが当然になり、それに対応した魅力的なレンズを様々なメーカーが出している。
特に最近は光学設計が進歩したのか、ズームレンズが小型で明るくなってきている。
昨年はFUJINONのズームレンズに大変お世話になった。
さて、今回フランスの老舗アンジェニューの新しいレンズを使う機会に恵まれた。
このTYPE EZ SERIESというズームレンズは
https://www.angenieux.com/collections/ez/
スーパー35のイメージサークル用にも、フルサイズのイメージサークル用にも使える
かなり意欲的なズームレンズである。
てっきりレンズの後玉に1.4倍の拡大レンズをつけて対応していると予想していたら
全然違っていた。
このズームレンズ2本を使って、ちょっとしたショートストーリーを2本撮影した。
お時間のある方は、買う買わないは別にしてレンズ探求の一環として是非現物を見てみる事を勧める。
このデジタル時代に、レンズというのは唯一残されたアナログな物なのかもしれない。
同じメーカーの同じ製品でも、シリアルが違えば何か違う可能性がある。
レンズは、1本1本、物としてのリアルな存在であり
対象を常に冷静に捉える相棒である。