FeelShot ver 7.0をリリースしました。
先日も書いた通りiOS13.0以降用になります。新たに追加した機能やまだこれからの部分を説明します。
- 画質優先順位
- 位置情報
- 簡体中文
- 基本機能の見直し
- 確認しているバグ
画質優先順位
写真撮影の機能に、”画質優先順位”を追加。手ぶれ補正や暗部のノイズの削減などすべて含まれます。iPhone11では多分Deep Fusionの機能になるかと思いますがAppleがサードパーティにどの程度開放しているのか、現状ではわかりません。Deep Fusionについては下記リンクを参考にして下さい。
https://www.gizmodo.jp/2019/11/iphone-11-deep-fusion-deep-dive.html
FeelShotでこの設定を画質にしておくと、その時の撮影条件の中でベストなものを選びます。現在、スピード、バランス、画質の3段階ですが基本、画質を選択しておけば良いと思われますが、iPhone11でどの程度の処理時間がかかるのか未知数な状態です。iOS上でのデフォルトはバランスになっている(少なくともAPIでは)と思われます。
位置情報
ViewModeで写真に位置情報がある場合、アイコンが表示されるようになりました。そこをタップするとMapアプリが起動してその場所を表示します。上の例の画像は広域ですがもっと狭域です。この連携が思いのほか速く、iOS13の恩恵かと思ってます。Mapアプリからは左上の◀︎FeelShotで戻れます。
簡体中文
iPhoneの言語設定が簡体中文の場合、設定画面が簡体中文になるようにしました。
Google翻訳頼りの、かなりいい加減な翻訳なので間違いを指摘して頂けると大変助かります。英語に関してもお願いします。
基本機能の見直し
iOS13.2から使えなくなった関数というかAPIがあったので、すべて最新の方式に変更しました。これにより写真撮影に関して大きく変更点があったので基本機能を見直して、連写やRAW撮影、デプスデータなどの保存方法、位置情報のEXIF書き換えなどかなりの部分で変更しています。
連写に関しては安定した動作になりましたが、RAWやデプスに関しては機種によりまだ対応できていない面もあります。またiPhone11Proのトリプルカメラに関しては暫定対応で0.5Xのレンズを選択できるようにプログラム上はしましたが実機のテストはまだなので不具合がある可能性があります。その他変更点を列挙しておきます。
カスタムファイルネームをF7で始まるように変更しました。
ボリュームボタンでシャッターを切る機能はiPhone XRでは安定動作。iPhone6Sでは10枚程度でプラスマイナスボタンの逆を押す必要があります。
ムービー記録のストップのボタンの赤丸を四角に変更。
ムービー中の写真撮影のボタンのアイコンを変更。
アプリのサイズが非常に小さくなりました。
iOS13やiOS12の頃から、最初の動作(例えば写真撮影の一枚目やムービー記録の1回目)が遅いけど、2回目以降は速い、という状態になってます。これはOS側の仕様と思われるのでそういうものと理解しています。
確認しているバグ
- ViewModeや設定画面に行って、縦横回転させてカメラに戻るとプレビュー画面のサイズがおかしい →とりあえず回転させるか、レンズを変更すると戻る
- iPhone6SでRAW撮影するとバグる→多分iOS13.2のバグ