https://apps.apple.com/us/app/feelshot/id927670252?l=ja&ls=1
FeelShotのver6.0をやっとリリースできました。今回は審査が非常に早く済んで、特に問題なくリリースされてほっとしています。
ver 6の変更点
2014年にiPhone5Sで開発をスタートした時には、画面が小さくてUIを画面に重ねるという手段しかないと思い、プレビュー画面を全体にしてその上にUIを表示してきました。2019年の現在、iPhoneの画面は大型化してきて、プレビュー画面の周りにUIという事が可能になったかと思います。撮る写真や映像に集中するため、UIを上に重ねて表示はしたくないというコンセプトでUIを全て作り直しました。センターマーカーとマニュアルフォーカススライダー以外は常時プレビュー画面に重なるものはありません。
UI(ユーザーインターフェース)については、iPhone8系、iPhoneX系、iPad系の三種類のオートレイアウトになっています。iPhoneX系の横位置では16:9より横長の画面を生かして、左端と右端にUIをまとめています。
新しいViewMode
見た目はほぼ変わっていませんが、90%くらい大幅に作り直したViewModeではアルバムに対応しました。左右にスワイプでアルバムを切り替えます。
iOS13の写真アプリがかなり良さそうなので、ViewModeの存在意義というか立ち位置を考え、あえて作る意味を模索しながら今の形になりました。
また「2007年のiPhone発表の映像」に影響を受けて、アニメーション効果を適所に入れました。
変わらない事
アプリの申請にあたり昔書いた説明文を読み直しましたが、修正する点は機種名など少しでした。やはりFeelShotの一番の長所は、「ズーム、フォーカス、絞り(実際は露出補正)を同時に動かせる」これに尽きると思います。
同時に動かせるという事は、同時に動かさなくても各所にアクセスしやすいという事であり、現場の状況に瞬時に対応する必要がどうしても出てくる「撮影」という行為で、その撮影者の手段、道具としてのカメラには必要不可欠な機能だと考えます。
その他新機能
- ファイル名変更(iPhoneマルチカメラ撮影用)
- ベースフレームレート
- 起動モード選択
- コーデック選択
- ワイドエリア使用(ワイドフォトモード)
- 空きメモリ表示
説明が必要そうなのは、まずベースフレームレート。18コマ、24コマ、25コマといった30コマでないフレームレートで撮影したい時、例えば24fpsと設定しておくと、レンズを変えた時に常に24fpsでスタートします。
あとはワイドフォトモードですが、シネスコのサイズで写真を撮る時など、これまで横4096ピクセルだったものが、4400ピクセルくらいで撮影できる機種もあるので可能ならそのサイズにします。またセルフィー用のフロントカメラではiPhone8Plusではかなりワイドになります。設定はONにしておいて良いと思いますが、何らかの不具合対策のためOFFにもできるよう設定の項目に入れてあります。
最後に
今回テストしていて気づいたのですが、iPhoneXRでは30fpsは29.97fpsになるようです。100%とは言えませんが(要確認)。コマに関して弱いiPhoneでしたが、やっと29.97fpsで撮影できると言える日が近いかもしれません。