シーンファイルの説明

AR Finderで保存するシーンファイルについて

シーンファイルは次の二つのファイルでできています。

  • AR_A1234.scene
  • AR_A1234.map

.scene … こちらはオブジェクトの位置情報やライトの情報などをテキストファイルに書き出したもの。普通のテキストファイルなので、テキストエディタで開けます。カメラログテキストのカメラの情報が無いバージョンと考えて下さい。およそ1KB前後のファイルになります。

.map … こちらはARKitから得られるARWorldMapのファイルになります。シーンを認識したアンカーの情報が入っています。記録した時の画像も入ってます。500KB~700KBくらいのサイズになります。下記リンク参照。

https://developer.apple.com/documentation/arkit/arworldmap

自動保存する、LastSession.sceneとLastSession.mapも同じです。

LastSessionを記録するタイミングは、AR Finderがバックグラウンドに入る直前になります。カメラの向きによっては画像のアングルがおかしくなる可能性があるので、大事なシーンは自分で保存して下さい。オブジェクトが何も無い時は保存しません。また常に上書きで保存していくので、あくまでも中断したものを再開できるようにした仕組みになります。

「ファイル」アプリで開くと拡張子が表示されないため、次のようになります。基本的にはデータ量の多いほうが.mapファイルです。削除する時は二つ同時に削除するか、.sceneファイルはAR Scoutで読み込めるようにする予定なので、.sceneファイルを残しても良いでしょう。iPhoneの容量を圧迫する事を気にするサイズでは無いです。

現在のバージョンのAR Finderでは、オブジェクトの位置情報を再現するようになってますが、ライトについては再現していません。

シーンファイルに記録はしているので今後のアップデートで対応していきます。