AR Finderのマニュアル作成に向けて、とりあえず一つずつ書いていきます。最終的にPDFにするのか、Apple Help形式にするのか、まだ全体像は固まっていませんがこのブログで必要な情報は書いていきます。
「ファイル」アプリでAR Finderの書類フォルダをみると画像のような構成になっています。
CameraLog
カメラログテキストのファイルが入ってます。ARのムービー撮影、スクリーンレコーディング、この二つの撮影時に、カメラの位置情報やオブジェクトの情報、ライト、グリッドその他必要な情報を記録しています。これらのファイルは削除しても構いません。MacアプリAR Scoutに入れるとその時の状況を再現してよりよい画像で再レンダリングできます。
Movies
ムービー撮影映像を保存するフォルダ。現在、カメラロールに自動転送する仕組みなのでMoviesフォルダにはファイルはありません。今後、BG撮影(背景撮影)時にここに保存される仕組みになります。
Objects
オブジェクトフォルダ。3DCGのモデルデータを格納します。この時のファイル名が、AR Finderでシーンに置いた時の名前になります。usdzがメインですが、.objもある程度読み込めます。.mtlもこのフォルダ内に転送して下さい。一番重要なファイルの格納場所です。
Scenes
シーンフォルダには、中断した時のLastSession.sceneファイルやLastSession.mapファイル、またシーンを保存した時に、〜.sceneファイル、〜.mapファイルが保存されます。.scnと間違えそうですが、.sceneファイルはテキストファイルで、シーンを構成するオブジェクトやライトの情報が記録されます。AR Scoutで再現できるようにする予定。ロードすると同じ環境下ならシーンを再現します。削除するには「ファイル」アプリで削除して下さい。
Thumbnails
オブジェクトのサムネールの画像を保存するフォルダ。当初サムネールが無い時自動作成する仕組みでしたが、複数のオブジェクトを追加するとサムネール作成時にメモリ不足で落ちるという事が判明したため、自動作成をやめました。個別に作成して下さい。s/oボタンをタップ、objectで管理(manage)で写真ボタンでサムネールを作成できます。サムネールが無いオブジェクトは「?」マークで表示されます。