AR Finderでカメラの位置、アングル情報を記録できるようになりました。スクリーンレコーディング時の機能になります。
位置情報といってもGPSのものでは無く、AR世界内でのポジションの事です。CGとの合成などで使えるか検証段階です。カメラワークのリファレンスとしてはかなり使えると想像しています。
まず普通にスクリーンレコーディングで記録します。
真ん中の下に、ファイル名とフレームナンバーが表示されています。iOSのスクリーンレコーディングでは、一番シンプルなやり方だとファイル名をつけれないので、画面に表示しています。
このショットは、AR_A0558 という事がわかります。
続いてAR Finderをファイルアプリで見ると
今回新たに、CameraLogというフォルダを作りました。その中にAR_A0558というファイルがあります。その中身は普通のテキストファイルでこうなっています。実際は拡張子が.txtです。
- フレームNo
- X座標
- Y座標
- Z座標
- Xアングル(pitch)
- Yアングル(yaw)
- Zアングル(roll)
この時は角度は、ラジアンで記録していましたが、現在は度に変更しました。CG側で使うのが両方なら両方出せるようにしますが、どうなんでしょう?
設定で60fpsなら60fpsで、30fpsなら30fpsで。24fpsも出来ますが秒間のコマ数が少なくなればなるほど、1コマ内でのズレが問題になる可能性はあります。
画面に表示されたフレームNoとテキストのフレームNoは完全に対応しているので、それを目安に動きを合わせて確認できるようにしています。
※スクリーンレコーディングのスタートのフレームは6とか10とかの番号で始まります。確実に記録を始めた瞬間を取得できないので先に番号がスタートしてその後記録しているためです。